人間は嘘をつく唯一の動物。

 先日の検事との話の中で印象に残った言葉だ。検察官全員の認識がそうだとはいえないだろうが、少なくとも司法修習時代に徹底して、人間を信じてはならぬ、基本的に人間は嘘をつく、人の言葉ほど全く信用でぬものはない、と脳髄に刷り込まれたのだろう。その人間の語ることが真実であるか、否かは、言葉以外のほかの物証によって証明されない限り、事実としての認定はできない。それも、一つ、二つの正しい証言より、十以上の捏造された証言があれば、裁判官は疑わしきは罰せずという原則を固持するので、裁判結果は見えている、私は最初から負けると判っている事件は絶対やりませんと言うのだから、恐れ入る。人の日々の行動記録、言動が一体どうあれば正しく立証され、記録されるのか、甚だ疑問だが、お前の言うことが本当かどうか、この場で証明してみろと言われても困り果てるのみだ。そこまで立証できるかどうかを問うなら、赤ん坊の頭に音声認識チップか、虹彩の裏側に映像記録装置を埋め込んで、人間の一生をモニターするしかあるまい。一年に一回、当局へ、出頭して、音声と映像データの提出を納税と同様に義務付けておけば、犯罪の発生は防げないが、犯人の検挙率は100%になるだろう。もっとも、そうなると、多分検察官という職業は廃止される。現行の連中よりずっと優秀な、絶対間違えることのない、正しい事実認定をするコンピューター検察官が取って換わるだけだ。

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