僕らの瞳(ひとみ)は何のために、光を感じるため、闇(やみ)に堕(お)ちていく為に与えられたの

 虚偽の奥底にひそむ真実を知りたかったの

 人間を顰(ひそ)めて生きる性を選択、自分から手にするの

 
 虚偽を知らぬ振(ふ)り、不正を隠し通せれば、虚偽が真実に、不正が正義の顔に、堂々と太陽、恒星(こうせい)の下を闊歩(かっぽ)できると思ったの

 自由とはほど遠い、そんな下(くだ)らないものの為に、僕らの生命(いのち)を削(けず)ったの


 138億年前、僕らが気の遠くなる長い時間を、その時を、ひたすら待ち続けていたことを、もう忘れてしまったの

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