三島から35年。

 自決から35年経ったが、逆に彼の生を遡れば10歳になる。例えば、350年後の2320年に彼の評価は定まっているだろうか? 仮に彼が病死で45年の人生を終結させたとしたら、何か、変わるのだろうか? もし、この世に魂魄が留まるなどとは、そうだったら厖大な数の死者の名札を用意せねばならぬから煩わしくて仕方ないが、もう言うまい。最後の裂帛の気迫を見ることができる者だけが、それを受け継いでゆけばよいことだから。何をし残したのか? 本当は何をしようとしていたのか? いずれ明らかになる時が来る。単なる独善的なファシストの世間をちょっと吃驚させたかっただけのパフォーマンスだったか、おいおい解き明かされる。霊園にも久しく訪れていないが、合掌して、安穏を願う。

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